Claude Desktop AppでMCPサーバー(ローカルファイルアクセス)を設定する方法

生成AI関連

概要

Claude Desktop AppでMCP(Model Context Protocol)を使用してローカルファイルシステムにアクセスする設定方法を解説します。この設定により、Claudeがローカルのプロジェクトファイルを参照してプログラム生成や編集を行うことが可能になります。
調べていく中でBraveAPIの登録が必要という紛らわしい解説が多かったのですが、WEB検索などの外部アクセスを必要とせずローカルファイルシステムだけで利用するなどであれば不要です。
MCPという広い定義のなかで纏めて解説しようとする記事が多いためおかしな解説も多そうです。
というのもBraveAPIのFree版を使うためにクレジットカードを登録しなければいけないという部分で拒否反応を起こしこの備忘録作成に至ります。
いくら有名どころとは言え、無駄にクレカ登録しなければいけないのが無理でした。

前提条件

  • Windows環境
  • Node.jsがインストール済み
  • Claude Desktop App(ネイティブアプリ版)がインストール済み

Node.jsとClaude Desktop Appは公式サイトからダウンロードしてインストールするだけなので難しい部分はありません。
インストール部分の説明は省きます。
公式サイトから入手します。

Node.js
https://nodejs.org/en/download/

Claude Desktop App
https://claude.ai/download

重要: ブラウザ版のClaudeではMCPサーバーは利用できません。必ずDesktop Appが必要です。

設定手順

1. filesystem MCP serverのインストール

コマンドプロンプトまたはPowerShellで以下を実行:

npm install -g @modelcontextprotocol/server-filesystem

2. プロジェクトフォルダの作成

アクセスしたいフォルダを作成します。例:

d:\claude_mcp\

3. 設定ファイルの作成・編集

設定ファイルの場所

Windowsエクスプローラーで以下のパスに移動:

%APPDATA%\Claude

設定ファイルの内容

claude_desktop_config.json ファイルを作成し、以下の内容を記述:

{
  "mcpServers": {
    "filesystem": {
      "command": "npx",
      "args": [
        "@modelcontextprotocol/server-filesystem",
        "d:\\claude_mcp"
      ]
    }
  }
}

注意点

  • Windowsのパスではバックスラッシュを \\ でエスケープする
  • パスの最後にバックスラッシュは不要
  • d:\claude_mcp の部分は実際のプロジェクトフォルダパスに変更

4. Claude Desktop Appの再起動

設定を反映させるために完全な再起動が必要です:

  1. Claude Desktop Appを終了
  2. タスクマネージャーを開く(Ctrl+Shift+Esc)
  3. Claude関連のプロセスを全て終了
  4. Claude Desktop Appを再起動

5. 動作確認

再起動後、Claude Desktop Appで以下のようにテスト:

「d:\claude_mcp\フォルダ内のファイルを表示して」

トラブルシューティング

アクセスできない場合の対処法

  1. 設定ファイルの確認
  • パスの記述が正しいか確認
  • JSONの構文エラーがないか確認
  1. 権限の確認
  • 対象フォルダに読み書き権限があるか確認
  • Claude Desktop Appを管理者権限で実行してみる
  1. 完全な再起動
  • 必ずタスクマネージャーからプロセスを終了
  • 単純なアプリ終了では設定が反映されない場合がある
  1. MCPサーバーの確認
   npx @modelcontextprotocol/server-filesystem --help

でインストールが正常か確認

よくあるエラー

  • 「ローカルファイルシステムにアクセスする機能を持っていません」: ブラウザ版を使用している可能性があります。Desktop Appを使用してください。
  • 設定が認識されない: 完全な再起動を行ってください。

利用可能な機能

設定完了後、以下の操作が可能になります:

  • ローカルファイルの読み取り
  • 新規ファイルの作成
  • 既存ファイルの編集・更新
  • ディレクトリ構造の把握
  • プロジェクトファイルを参照したコード生成

まとめ

MCP設定により、Claudeがローカルのプロジェクトファイルと連携できるようになります。Web検索機能(Brave API等)は不要で、完全にローカル環境での開発支援が可能です。

設定の鍵は「完全な再起動」です。設定変更後は必ずタスクマネージャーからプロセスを終了してから再起動してください。

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